香撰堂本舗 / ワンランク上の味わいを食卓に、静岡産100%深蒸茶匠、特許取得の備長炭入り炭火焙煎茶

改・でしゃばり雑学

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茶に関する(効果効能や生活に役立つ)様ざまな雑学情報を発信しています。
刊行誌スポット掲載の「でしゃばり雑学」と旧web版の「新・でしゃばり雑学」をひとつに「改」めました。

No.221 栽培面積・摘採実面積の推移

2017年の支出金額を世帯主の年齢階級別にみると、「70歳~」と「60~69歳」で支出金額が特に多くなっています。茶葉のみの集計あるため、年代が高い層での支出金額が多くなる傾向にあります。一方、ドリンクタイプである茶系飲料の支出金額を年齢階級別にみると、若年層でも支出が多くなっています。

No.222 御茶ノ水の地名の由来

地名の由来はまさに将軍用のお茶に用いるための湧き水があったことにあります。この湧き水は、江戸時代に人工的に作られた神田川の工事により湧き出したものと考えられます。

「御茶ノ水」とは東京都文京区湯島から千代田区神田までの一帯を現す地名、通称で「御茶ノ水」というのは住所は有りません、また「御茶ノ水」と書いたり「御茶の水」だったりします。実はこれ地名か固有名かの違いなんです。現代は明治大学、東京医科歯科大学、順天堂大学、お茶の水女子大学、日本大学等、専門学校、予備校が集中する日本最大の学生街となっています。
かつてこの場所にあった高林寺に鷹狩りの帰りに立ち寄った2代将軍秀忠公に、お寺の住職が境内の湧水を使い、お茶をたてました。その際、使われている湧水がお茶に非常に向いていると大いに喜んだ秀忠公。住職はそれから毎日の様にこの水を江戸城へと献上する様になり、結果、このお寺は「お茶の水高林寺」と呼ばれる様になりました。その後、周辺地域が自然と御茶ノ水と呼ばれる様になり現在に至っています。
JR御茶ノ水駅前の交番の隣に、このエピソードが記された石碑がありますので、御茶ノ水に立ち寄った際はぜひ見てみてください。

No.223  旅館に置いてある「お茶と菓子」の深い意味

ホテル、旅館に着いてまず目にするのが「お茶」と「お菓子」です。ご当地ならではのお菓子や、手作りスイーツなどを提供しているところもあって、それがまた楽しみだったりします。
この風習は温泉旅館から始まりました
入浴前に頂いてというのが正しい意味合いです、その理由は極端な空腹状態で入浴すると、貧血に陥りやすいから。 人によっては低血糖状態になることもあるだろう。 温泉入浴によるカロリー消費は案外大きく、42度の湯に10分入ると、ウオーキングを10分間したのと同程度のカロリーを消費するといわれています。
お茶を飲むのは、入浴前の水分補給になるほか、お茶に含まれているビタミンCが湯あたりを防ぐ効果もあるとされています。
水分補給は入浴前の15分から30分前に行うのが望ましく、 その理屈に、見事にこのお着きのお菓子とお茶が一役かっています、よって、お着きの菓子と茶は入浴準備運動という事になります。
温泉旅館から一般旅館やホテルに広がり定着していったという流れになり、現在は宿に到着して部屋に荷を解き、「ヤレヤレ」などとつぶやきながら、座布団に腰を下ろして緑茶を一服。 お菓子を食べながら一息つくという場面に・・・!

No.224  茶の子とは?

西日本の一部では仏事において使用され、一般的には四十九日後の香典返しと同義とされる言葉です。「茶の子」という名前ではありますが、お茶やお茶菓子だけでなく、「消え物」と呼ばれるもの全般に対して使用することができます。

茶の子とは、一般的にはお茶を飲む際に口にするお茶請けのお菓子のことを指します。「朝飯前」と同し意味の言葉である「お茶の子さいさい」の語源ともいわれています。
茶の子という言葉は、中国・四国・九州地方の一部地域を中心に、仏事においても使用することがあります。その場合は意味が異なり、葬儀や法事の際に贈るお返しの呼び名のひとつとして用いられます。神道でも、忌明け祭・式年祭の出席者や香典をいただいた方に贈るお返しの献辞に使用されることがあります。
習慣がある地域では、仏事のお返しの「のし」に「茶の子」と記載します。のしは、主に結びきりの黄白のしですが、黒白のしでも構いません。
また、香典返しとして茶の子を使用する場合は、基本的に「挨拶状」を添えます。内容としては、香典のお礼や法要が無事終わった報告、これが香典返しの品物であるということなどを記載します。

No.225  タンニンとカテキンどう違うの?

タンニンとカテキンはよく混同されますが、どちらもポリフェノールの一種で、実質同じと考えても問題ありませんが厳密に言うと右記のようになります。

 

 

No.226  訪問先で出されたお茶を飲むんでいいの?

結論からいいますと、飲んで大丈夫、ただし相手に「どうぞ」と勧められてからです。
ビジネスマナーで「出されたお茶には手を付けないのが不文律」という言い伝えのようなものが確かにあります、昭和と違い現在はグローバル時代です。大切なのは、相手のご厚意に感謝の気持ちを示すことです、お茶を運んでくださった方に『ありがとうございます』とお礼を言う。『どうぞ』と声をかけていただいてから『頂戴します』『いただきます』とお礼を伝えましょう。そのとき『温かいお茶で、気持ちが落ち着きます』『外が暑かったので冷たいものはありがたいです。ありがとうございます』など、相手へ配慮する言葉をかけるのもいいですね。
つまり飲んでOK、でも口を付けるのは相手に勧めてもらってから、ということ。相手が「どうぞ」と勧めてくれなかった場合も、相手が手を付けてから「いただきます」と言って飲めばOKです。
もう一つ気になったのが「どれくらい飲んでいいのか?」という点。全部飲んだほうが片付けやすい気もするし、でもちょっと残したほうが上品な気もするし……。これについては、全部飲んでも、一口残してもかまわない、ただし「一口だけ飲んでほとんど残す」のは失礼です。
また会話に夢中で手をつけていないときは、『せっかくなので』と席を立つ前にいただく様に。女性の場合は、口紅が残らないように拭きとること。飲むなら、できれば飲み干したほうがいいです、片付が楽になる様に。
強調したいのが、「相手への感謝の気持ちを示すことが大切」ということ。離席時には「ごちそうさまでした」「おいしかったです」などと伝えましょう。
出してもらったお茶は勧められてからおいしくいただき、相手への感謝の気持ちを示すこと。
逆に招く立場のときは、お客さまにお茶を勧めるのを忘れずに、実践してみてください!

No.227  緑茶をたくさん飲むほど介護予防に効果的で死亡率も下がる/1日7杯以上

静岡県が県内全35市町の高齢者約1万人を追跡調査した結果、こんな傾向が浮かび上がった。緑茶を1日7杯以上飲む人はほとんど飲まない人に比べて、要介護認定(要支援を含む)を受けたり、死亡したりする割合がほぼ半分だった。
緑茶の飲用習慣があると死亡率が下がる傾向は以前から指摘されていたが、介護予防の効果を調査で明らかにしたのは初めて。県は調査結果を積極的にアピールし、県民の健康づくりや茶の消費拡大に生かしていく。
県は2014年2月、35市町に住む65歳から84歳までの高齢者を対象に緑茶の摂取状況などをアンケートし、1万5356人が回答。そのうち介護認定の状況を追跡できなかった人などを除く、1万383人分のデータを今回分析した。
1日に飲んでいる緑茶の量と要介護認定や死亡の関係を調べたところ、緑茶を1日に7杯以上飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて要介護認定や死亡の割合が47%低かった。1日4~6杯だと42%、1日1~3杯だと31%それぞれ下がり、飲む量が増えるほど割合は小さくなっていた。要介護2~5の重度の要介護認定に限って分析しても同様の傾向が表れた。
県が市町の協力を得て介護認定の状況などを調査し、分析は浜松医科大の尾島俊之教授(健康社会医学)が監修した。1日7杯以上の緑茶摂取の分類を含めて分析した事例は他県にないという。
県健康増進課の藤浪正子専門主査は「緑茶の摂取が健康長寿の一因になっている可能性がある。緑茶を飲んでもらい、介護予防につなげていきたい」としている。     静岡新聞/2020/1/15

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