香撰堂本舗 / ワンランク上の味わいを食卓に、静岡産100%深蒸茶匠、特許取得の備長炭入り炭火焙煎茶

改・でしゃばり雑学

  • HOME »
  • 改・でしゃばり雑学


茶に関する(効果効能や生活に役立つ)様ざまな雑学情報を発信しています

No.121  お茶で即席の芳香剤

近年多種多様の消臭剤、芳香剤が市販されています、香り付きの人工揮発性化学物質を使用されています。また急なお客様の訪問など。
健康にやさしく即席で出来る、お部屋の消臭、芳香方法をご伝授致します。
大スプーン1杯お茶をすくい、換気扇を止め、フライパンで煙がでるまで燻りましょう、芳醇は香が立ちこめます。また出がらしでも効果があります。
茶香炉というアロマセラピーがありますがそれと同じです。

No.122  日本一の茶産地静岡県地牧ノ原の歴史

幕末に、最後の将軍徳川慶喜と共に駿府に移住した旧家臣たちは、不毛の地と人々にかえりみられなかった牧之原を開拓して茶園を造成する計画をたてました。当時、新時代の貿易品としてお茶が注目されていたからです。約200名が参加した開墾は困難を極めましたが、彼らが拓いた土地を地元の農民が受継ぎ、やがて現在の大茶園へと発展しました。大井川の豊かな水、温厚な気候といった好条件も茶園を豊かに成長させた要因です。

No.123  『奇跡の水虫治療』さくらももこ

ちびまるこちゃんの作者(さくらももこさん)のエッセイには、「奇跡の水虫治療」というお話が登場します。
根拠のほどは定かでないようですが、毎日ふやかした茶葉で患部を覆って寝ていたら、治ってしまった。と言うお話。他にもお茶で足湯を続けていたら良くなりました、と言うお話も伺います。お悩みの方は是非おためし下さい。お茶の抗菌作用が働くのでしょうね。

No.124  シックハウス症候群にお茶が効く!

新築早々の部屋には新建材などのいやな臭いが残ることがあります。シックハウス症候群のことは最近よく耳にします。お茶のカテキンがホルムアルデヒドを吸収する効果があると科学的に立証されています。日本茶の出がらしを乾燥させて部屋や押し入れ等に置いておくと良いでしょう。
近年カテキンを塗布したシートを畳の中はさんだものなど、建材にも緑茶カテキンが使われています。また、部屋のいやな匂いでお困りのようでしたら緑茶(出がらしでも可)をフライパンで炒り、少々燻らせぎみにしてそのまま部屋中においておきます。少々の臭いならこれで消せます。

No.125  茶香炉て何?

茶香炉(ちゃこうろ)は、茶葉を熱してその香りを聞くための小さな香炉。通常は、ろうそくや電熱を熱源とし、上部に茶葉を載せる凹み、ないし、受け皿がある。茶香炉で焚く香りにはリラクゼーション効果や、消臭効果があるとされる。伝統的に存在したものではなく、1997年に愛知県半田市に本社置く愛知化学陶磁器が、アロマテラピーで用いるアロマポットにヒントを得てはじめて商品化した。2001年に全国地場産業優秀技術・製品表彰の最優秀賞「中小企業庁長官賞(地場産大賞)」を獲得したことから広く知られるようになり、各地で様々な茶香炉が製作されるようになった。一般的に茶香炉は、アロマポットより高い温度で茶葉を焚き、使用済みの茶葉は焙じ茶として用いることができる。茶葉の代わりに、コーヒー豆などを用いて香りを聞くこともできます。

No.126  ペットボトルのお茶

茶飲料(ティ-ドリンク)が市場に登場したのは1981年からです。最初は缶詰め飲料が主体でしたが、1990年度に入りポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂によるボトルが米国から紹介されてから、他の飲料と同等に缶からぺットボトル詰め商品への移行が急速に進みました。
ぺットボトルの特性は耐熱性が高く100度の熱水を注入しても変型しないこと、ガスバリア性が高く茶液の酸化変性を長期に渡り防ぐことなどがあげられます。現在ティ-ドリンクでは500ml、1000ml、1500ml、2000ml内容積のボトルが市場に出ています。ペットボトルドリンクの製造は、前もってボトルキャップを紫外線照射で、ボトルを過塩素酸水にて殺菌した後、これに130~135度で30~40秒プレート殺菌した熱茶液を、無菌室内にて充填密栓します。缶ドリンクが130度で10~15分間レトルト殺菌するのに対して、熱殺菌時間が短いため、ドリンクの香味保全上で効果が高いです。

No.127  浸出温度からくる味の違いはあるの?

日本茶は、茶葉を浸出させるお湯の温度によって味に変化が出ます。
お茶の種類によって個性の違いはありますが、通常は高温だと渋味が強くなって、やや低温だとうま味が増します。
理由としては、渋味成分のカテキンは80℃以上から、
うま味成分のアミノ酸は50℃以上で溶け出しやすいからです。
渋味や苦味を生み出すカテキンは、抗酸化作用などに優れたポリフェノールの一種です。美容や健康を考えて日本茶を飲む人は、カテキンを多く含む茶葉を選んで高温のお湯で入れるといいとおもいます。

No.128  夏バテには熱いお茶を!

この時期、冷たい清涼飲料水やビールをガブガブ飲むと、胃腸が冷えて体調を崩すという悪循環に陥りがちです。胃腸が弱ると食欲不振や血流の停滞にもつながり、からだがだるかったり、つかれやすくなったりします。
内臓が冷えることで基礎代謝が衰え、内臓脂肪が付きやすくなるともいわれています。夏の養生は、冷えすぎを避けることにあります。そこで頼りになるのが熱い緑茶。意外に思われるかもしれませんが熱い緑茶は喉の渇きを抑えます。さらに、飲むにつれてからだの芯が温められ、冷えで弱った胃腸の働きを助けてくれます。
しかも、ポリフェノールやカテキン、アミノ酸、ビタミンCなど、豊富な栄養素も見逃せません。カテキンの殺菌作用を期待して、医者仲間には診療の合間に緑茶を飲んでる人もいるぐらいです。
熱々を飲むのが難しければ、急須から湯呑に注いで、少し冷めてから飲んでもいいのです。大切なのは、常温以上のものを摂取するということ。そして、習慣づけることです。体温が上がると基礎代謝が上がり、体調もよくなります。緑茶でからだをいたわり、潤しながら、夏を元気にお過ごしください。

No.129 「お茶が食中毒の予防効果があると」公共の広報でお茶の飲用を奨めないのはぜ?

以前から緑茶には食中毒予防に効果があることは研究され、業界ではその保健作用について広報してまいりました。病原性大腸菌O-157騒ぎの際も、昭和大学島村教授の緑茶の殺菌効果を裏付ける試験結果を日本茶業中央会をはじめとする茶業団体が中心となって、ポスターなどで広報活動しました。O-157への緑茶の殺菌効果はマスコミにおいても大々的に取り上げられましたので皆様もご存じのことと思います。
さて、保健所などの公共衛生機関において、食中毒予防の方法について緑茶をなぜ奨めないかということを想像しますと、特定の飲料業の利益につながることがネックになっているからです。

No.130 「茶」がつくことば辞典

■茶番劇
茶番とはお茶を出す役目のこと。歌舞伎の世界でこの茶番を務める下級役者が、上級役者の慰労のためにこっけいな即興狂言を楽屋内で演じ、これが面白かったため、独立した軽演劇として広まりました。しかし、結局はインスタントなので、はじめから意図が見え透いていたり、うまく完結しないことが多く、このことから底の浅いこと、ばかばかしい結末になることを『茶番劇』といいます。
■お茶を濁す
ごまかしてうやむやにすること。もともと『茶』という語そのものがいい加減なことをいう、からかうという意味があります。『茶かす』というのも同様です。そんな『茶』をを濁すのですから、かなりのあいまいさ。
■お茶のこさいさい
お茶のこはお茶菓子のこと。昔は朝食代わりにお茶とお茶菓子を用意して食事をするまでのいっときをしのぎました。これはほんの間に合わせで、おなかにたまらないことから、物事がたやすくできること、容易なことを意味します。
■日常茶飯事
ご飯を食べるときにはお茶がつきもの。毎日の食事という意味から、ありふれていることを指します。
■無茶苦茶
茶道では流儀、作法にかなってお茶を点てることを『茶になる』という。その反対で流儀にかなっていないのが無茶、道理や常識を顧みず、筋道が立たないこと。
■茶碗
ご飯を食べる碗をなぜか茶碗と呼んでいます。それは、もともと朝食の代わりにお茶とおかずを食べていた時代、お茶だけでは物足りないのでお茶を入れる碗にご飯を入れたことが始まりだといわれています。
■鬼も十八 番茶も出花
品質の劣る番茶も入れたてはおいしい。出花とはお湯を注いだ直後の香りのいいお茶のこと。そんなに美人でない女性でも、年頃になればそれ相応に美しくなるという例え。
■茶々を入れる
邪魔をする、冷やかして妨げること。茶腹も一時お茶を飲むだけでも、しばしの間は空腹をしのぐことができる。
■茶坊主
武家で茶道を司った者を指す。頭を剃っていたから茶坊主といわれていた。権力者に媚び、その威厳を借りていばり散らす人を指す。

PAGETOP
Copyright © (有)香撰堂本舗 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.