香撰堂本舗 / ワンランク上の味わいを食卓に、静岡産100%深蒸茶匠、特許取得の備長炭入り炭火焙煎茶

改・でしゃばり雑学

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茶に関する(効果効能や生活に役立つ)様ざまな雑学情報を発信しています

No.061   「カテキン」の名前の由来は・・・!? *

緑茶に含まれる「カテキン」が、抗酸化作用や殺菌作用があることはよく知られています。昭和大学医学部の島村忠勝教授により命名され、菌に勝つということから『勝て菌に』という意味で付けられました。嘘の様で本当の話しです。

No.062  なぜ急須に入れたままのお茶はすぐに渋くなるのでしょうか? *

急須に長く入れておくと、お茶の旨味成分であるアミノ酸と渋味成分であるタンニンとの比率が変化し、タンニンの比率が高くなることによって渋くなります。転じてお茶を煎れるには適度な浸出時間があります、逆に短い場合もお茶の旨味が損なわれます、お茶の種類により多少の違いはありますが、一煎目は急須の中で茶葉がゆっくりと開く1分間を目安とするのがお薦めです。

 

No.063  手で持ってみて、ず・し・りと重みのあるお茶が高級(美味しい)!

鉄100gと綿100gどっちが重い?綿100gと鉄100gを持ってみましょう。
同じ100gですから手に感じる重さは同じはずですが、鉄は、ず・し・り・と重く感じます。これと同じように、上質なお茶と番茶を持ってみると、上質なお茶は重さを感じますが番茶はフワッと軽く感じます。「お茶の形」で見たように、良いお茶は硬く締まって内容が充実しているために比重が大きいのがその理由です。
同じ煎茶でも、同じ単価のお茶でも「ず・し・り」の感触で選別しましょう。

No.064 宵越しのお茶は飲んではいけないのはわかりますが、再度入れる場合何時間くらいまで大丈夫?

茶碗に残ったお茶はそれほどでもないのですが、急須に残った茶葉に問題があります。抗菌作用のあるカテキンや酸化防止のビタミンCのほとんどが湯に溶けだし、茶碗に注がれてしまった状態では、夏場など茶葉に残ったタンパク質がカビたりして有害な物質がでてきます。
3時間から4時間くらい経過を目途に取り替える必要があります。また茶殻を食用などの目的に使用する場合、すぐに使えば問題ありません。

No.065  『荒茶造り』とは何なの?

収穫時に茶葉といっしょに摘み取られた芽、茎、製茶時に出る粉を残したまま製品化したものをいいます。仕上げ時にこれらの物を除く程、高級に成っていきますが、味にはなんの遜色はありません。逆に見栄えこそ良くありませんが、お茶本来の生粋の味を引き出されます。芽、茎、粉を除去したものを、仕上げ茶といいます。

No.066 「緑茶で免疫力向上」 静岡県知事が呼び掛け 新型コロナ

川勝平太知事は13日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の予防に向けて免疫力向上が必要だとして「静岡の名産品の緑茶には免疫力向上の効用が証明されている。ぜひお茶のある生活で健康増進を図っていただきたい」と呼び掛けた。
川勝知事は、新型コロナウイルス感染症への効果は検証されていないものの、緑茶のカテキンにインフルエンザに対する機能性が確認された研究事例があるなどと強調。「緑茶の機能に加え、茶産地の魅力も発信し、茶産業振興を図りたい」と意欲を示した。
また、お茶のテアニンはストレス抑制に効果があるとし「私はほとんどストレスがかからないが、来客の際に必ず緑茶が出るからではないかと思っている」と話した。(2020/3/14)

No.067  肥満撃退にお茶!!!!!!

1日5杯の緑茶は、体の脂肪燃焼効果を高める作用がある。2011年におこなわれた実験で、マウスに高カロリーの食事を与えたところ、食事と共に緑茶を飲んだマウスはそうでないマウスより脂肪を蓄える速度が遅かったという。
高濃度茶カテキンを継続して摂取すると、体内の脂質代謝活性が高まり、エネルギーとして脂肪を消費しやすくして、体脂肪を低減させる効果があることがわかりました。すなわち、やや太めの男女80名を2群に分け、食生活および運動量を日常生活そのままに維持した状態で茶カテキンを含む飲料を1日1本、12週間継続して飲んでもらう試験を行いました。その結果、高濃度茶カテキン飲料を継続して飲んだ群は、コントロール飲料を飲んだ群に比べて、体重、BMI(体格指数)、腹部脂肪量(内臓脂肪量、皮下脂肪量)が減少することがわかりました。
また、多くの試験結果から、体脂肪を減らす効果は、①茶カテキンの摂取量と相関すること、②試験前に内臓脂肪が多い人ほど大きいこと、がわかりました。これまでの研究結果から、高濃度の茶カテキンを継続して摂取することによって、日常活動時の脂肪燃焼量や食事から摂った脂肪の燃焼量が増大すること、肝臓や筋肉での脂質代謝が活発になることが確認されています。以上のことから、茶カテキンの働きにより脂肪がエネルギーとして消費されやすくなるため、体脂肪が減少すると考えられます。

No.068  お茶の利用法 出がらし編 ①

日常茶飯事のことば道り、お茶は我々の食生活に定着しています。喫茶以外のお茶の利用法を紹介します。

■ 茶風呂・・・お茶の葉を入浴材として使う方法です。メッシュやガーゼで作った袋にお茶の葉を入れ湯の中へ入れます。お肌の美容効果や身体も温まると好評です、また水虫にも効果大です。ただし白い物は染まり易いのでご注意を。
■ 茶枕・・・蕎麦殻で作った枕は良く知られていますが茶殻でも出来ます。お茶のデガラシをいったん天気干にし、カラカラにしてからてから 使います。寝心地良くそのうえほんのりとお茶の香りがして、この上ない爽やかさです。
■ 臭い消し・・・魚などををさばいた後のまな 板は、生臭さがなかなか取れません。一度洗剤で洗ってから、出がらしの茶葉でもう一度出し、そのお湯で洗ってみると臭いを消すことができます。またお茶の抗菌作用もある程度期待できますので一度お試し下さい。
■ 冷蔵庫の消臭・・・ヨーグルト・プリンなどの空き容器に、お茶がらを入れて冷蔵庫の隅に2ヶ所くらい入れておきます。お茶には強力な消臭作用がありますので、1~2日毎に代えることによって冷蔵庫内の臭いはすっかり消えます。

No.069  お茶の木の寿命はどのくらい?

本来のお茶の木の寿命は約150~200年といわれています、しかしみずみずしい新鮮な茶葉を摘むためには若くて勢いのある木が最適です。静岡では茶畑の茶樹は、20~30年を目安に植え変えられています。藤枝市の「瀬戸ノ谷の大茶樹」は樹齢200年といわれていたり、もう枯れてしまいましたが、静岡県の春野町にも樹齢450年という大きな大茶樹がありました。

No.070  お茶にはお湯に溶ける成分と、でがらしにそのまま残る成分があります。

ー水溶性成分
●カテキン類(お茶の渋み成分)・・・発がん抑制、血中コレステロール低下、血圧・血糖値上昇の抑制・抗菌、虫歯予防
●フラボノイド・・・口臭予防、血管壁強化複合タンニン抗酸化、抗がん
●カフェイン・・・疲労回復、眠気ざまし、複合多糖血統上昇抑制
●ビタミンC・・・風邪の予防、ストレス解消、シミ・ソバカスの抑制
●ビタミンB2・・・口角炎予防
●テアニン(お茶のうま味成分)・・・血圧降下、脳・神経機能調節
●γ-アミノ酪酸(GABA)・・・血圧降下、脳卒中や動脈硬化の予防
●サポニン・・・抗菌、ぜんそく緩和、血圧降下
●ミネラル・・・虫歯予防(フッ素)、がん予防(亜鉛、マンガン、銅など)
ー不溶性成分
●食物繊維・・・便秘防止、大腸がん、糖尿病、心臓病予防
●β-カロチン・・・がん予防、心臓病予防、免疫機能増進
●ビタミンE・・・老化抑制、がん予防、免疫機能増進
●クロロフィル・・・消臭、抗菌

 

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